春から秋の期間限定ポイント『シャクシの浜』の海情報
徐々に水温も上昇し、17~18℃となってきました
まだクマノミやソラスズメダイなど色のある魚たちは少ないですが
中層にはイワシ&マアジの群れ、マツバスズメダイの群れ、たまにボラの大群など
特に透明度が少し落ちている時は目の前を横切っていくので大迫力です
ご注意はアカクラゲ いなくなったり、また出没したり。
他にシロガヤ&クロガヤも多いので生物観察する際は、よく周りを確認して顔を近づけたり
手をつくなどしてくださいね
昨年、数個体出現し賑わせてくれたジョーフィッシュは今年も出ました
巣穴はいくつか確認できるものの当の本人(魚)は1匹のみしか確認できておらず・・・
この1匹が行ったり来たりしているのか
場所は分かりやすいように、昨年同様石で囲っているので見つけやすいし
昨年のような講習が盛んに行なわれる場所から少し離れているので
今年は巣穴が潰されることは少ないかも。最近はちょっとダイバーに慣れてきたのか
結構寄って見ることができます 大きな口をあけてちゃんとアピールも忘れていませんよ
他に砂地ではホウボウやヒメハナギンチャク
タコ、ヤマドリ、ダテハゼなど
マトウダイや、ヒメメリベの遊泳、アメフラシ盛りだくさん。
ウミウシは、海藻類に隠れているもの、砂地を這っているもの、岩場で見れるものがたくさん
アオウミウシ・シロウミウシ・サラサウミウシ・ミヤコウミウシ・カノコキセワタ・カラスキセワタ
クリヤイロウミウシ・シラヒメウミウシ・クロシタナシウミウシ・コノハミドリガイ・アズキウミウシ
ダイダイウミウシ・ヒロウミウシ・アカエラミノウミウシ・ゴマフビロードウミウシなどなど。
ユビノウトサカの中に隠れるトサカガザミや、トゲトサカの中で見るテンロクケボリガイ。
ユビノウトサカはちょっとヌルヌルした感じで気持ち悪いが、幹の間を探せば大抵見つけられます。
他に、ラッパウニに身を潜めるゼブラガニなど。
ウニのトゲをハサミでカット!!刈り込みがあるラッパウニを探せば目安になるので見つけやすいです!
ただトゲには毒があるので、むやみに手で触れないようご注意です
この時期は毎年必ず観察できるアナハゼ。
岩場でいたり、海藻で休んでいたり、地味な色合いの魚ですが動きはとても可愛いです
タツノオトシゴも確認しているのですが、観察場所はコロコロ変化あり
離れ根や、浅場の岩場ではコケギンポやイソギンポが愛嬌ふりまくりです
ビギナーダイバー、ベテランダイバー共に楽しめますよ
フォト派ダイバーは更に嬉しいっ じっくりのんびり撮影ができま~す
まだまだこれから、何が出てくるかが楽しみなシャクシの浜です