SEA CONDITION

2014年12月 みなべ

今年は暖冬のせいか海の中もまだまだ温かく水温は20℃以上をキープしています。

そんな南紀の海でも一際、賑やかな海中世界が南部の海です。

まずは、『ショウガセ』年に一度現れるか否かといわれるゴルゴニアンシュリンプが出現中!

水深は30mと深場ですが、非常にレアですのでまだ見たことの無い方はこの機会に是非トライしてみませんか?

このゴルゴに向かう途中にはこちらも人気者のクダゴンベがおります。

こちらも要チェックですよ!

根のトップには珍しいはずのスジタテガミカエルウオがあちらこちらで観察できます♪

さらにミナミギンポやフタイロハナゴイ、クマノミなど普通種ながらフォトジェニックな被写体がいっぱいです。

ハタタテハゼはフォト派ダイバーなら一度は狙って欲しい被写体の1つも只今ショウガセに出没中です!

南部出し』には現在ネジリンボウが出没中!

1つの巣穴に2個体がいるのを確認しましたが、

一匹は恥かしがりやの臆病者のようで、2匹のところを写真に撮るのは難しいようですが、

巣穴を作っているコトブキテッポウエビは赤色と黄色でとても綺麗です。



このネジリンボウの近くには紫色のヤギがたくさん群生しています。

その一つ一つを丁寧に探してみると右の写真のようにガラスハゼを見つけることが出来ます。


気をつけるのはヤギには触れないようにして探すこと。

せっかく開いているポリプが萎んでしまいますのでお気をつけください。

 

固定アンカーの付近にはコケギンポやマツバギンポ、イソギンチャクも各種色々とり揃っていて、

その中を丹念にチェックしてみるとコホシカニダマシもいましたよ。



ミノカサゴ等の普通種もウミカラマツをバックにするととても映えて見えますしあまり動きませんので、

はみ出すほどのどアップで撮影して見られるのも良いのではないでしょうか。

なお、この魚には強毒がありますのでくれぐれも触れないようにお気をつけくださいませ。

熱い・熱い・みなべの海情報でした!!

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