OLYMPUSフラッシュ UFL-3
昨年の後半に発売となったオリンパスの新しいフラッシュUFL-3
RCモード対応のコンパクトなフラッシュ。
オリンパスのモニター会で1度使ってみましたが
TRYSではゲストの皆様にもモニターいただけるようにレンタル用を購入。
スタッフが約2ヶ月間フィールドテストしてその使用感を確かめてみました。
まずはサイズですが
左がUFL-2、真ん中が新発売のUFL-3、右はUFL-1
1と3は大きさにあまり大差ありませんが
RCモード搭載のUFL-2とは大きく異なります。
重量はUFL-2が750gに対して新型UFL-3は465gと圧倒的に軽くなりました。
軽量・コンパクトになったRCモード搭載の新型フラッシュ。
そもそもRCモードとは・・・
※(上記の図は月間ダイバー1月号より抜粋)
詳細は店頭で詳しくお伝えできればと思いますが
簡単にRCモードをご説明すると
従来のフラッシュはカメラの内臓フラッシュの光量を測定して同等に光るように真似をする模倣方式だったのに比べ
RCモードはカメラ側が被写体の大きさや距離を測定して適切な光量をフラッシュ側へ伝える方式です。
これにより発光量の過不足がなく最適な光量を得ることができる優れたシステム、それがRCモードですが
この優れたRCシステムを搭載していた全機種UFL-2は8万円代後半と大変高価な金額でしたが
新機種のUFL-3は5万円代となりお値打ち価格となりました。
それでは
実際にこの新型フラッシュで撮影したものがこちらです↓
背面のダイアルをRCモードにするだけで
アンダーにもオーバーにもならず
綺麗な写真が撮れるので
複雑な操作が苦手なフォト派ダイバーでも簡単に撮影が出来ます。
また、カメラ側で簡単にできるフラッシュ光量の調整を行うと・・・
そして、UFL-3には自動消灯付きのターゲットライトも搭載されました。
フラッシュが確実に被写体を照らす角度に向いているかを
確認するだけでなく
このライトのみで撮影することも可能です。
下の画像は通常の強制発光でフラッシュ撮影したハナゴンベです。
これをフラッシュを発光禁止にしターゲットライト光のみで撮影したのが下の写真です。
水中撮影にはフラッシュ光が大変重要ですが
これにより、従来のフラッシュ撮影だけでなく
ターゲットライトの明かりで撮るなど
撮影の幅が大きく広がりました。
大変コンパクトになった新型フラッシュ。
取り回しや操作も簡単で機動力を生かした撮影にも打って付けな逸品です。
TRYSではモニター用フラッシュをご用意しておりますので
まずはご自身で一度使って、その使用感をお試し下さい!